2010年1月 のアーカイブ

世界各地のお葬式~チベット~

2010年1月23日 土曜日

世界各地には私たちから見ると少し風変わりな葬式がたくさんあります。
世界の屋根と言われるチベット…チベットには4つの葬式があります。火葬・水葬・土葬、そしてチベットで最も代表的な葬式・鳥葬(大多数のチベット人がこの葬儀をしています)。
鳥葬は(天葬とも呼ばれています)、故人の遺体を鳥に食べさせる埋葬の方法です。チベット人はこうこう考えています。「魂の抜けた身体をお布施として鳥に与えるかわりに、鳥とともに天高く舞い上がり、天に還ることができる…」
また鳥葬を行った身内の人は、49日間、故人の名前を絶対口にしてはいけません。何故なら、天に還ろうとしている魂を呼び戻してしまうと言われているからです。
日本にも葬儀にまつわる様々な言い伝えがあるように、チベットにも言い伝え(由来)がしっかり根付いているのです。
ちなみに火葬は高位高官や高僧のための葬式、水葬は経済的に恵まれていない人のための葬式(魚の餌になるように身体をバラバラに切断して川に流す)、土葬は伝染病で亡くなった人や殺人などを犯した重罪人への葬式…チベットの葬式はこのように身分によっても分けられているといえます。

赤ちゃんが死産の時のお葬式

2010年1月8日 金曜日

人が亡くなるということは、どんな時でも寂しさ・悲しさを感じるものです。その中で、赤ちゃんとして産声を上げる前に亡くなってしまった、つまり死産(流産)も辛くはかない感情に襲われると思います。赤ちゃんが死産(流産)した場合、どのような葬儀がされるべきなのでしょうか。
死産の場合、一般的には人間として誕生出来なかったということから葬儀は行われないことが多いようです。しかし、供養は必ず行わなければなりません。
菩提寺がある場合、もしくは菩提寺がなくてもお墓がある場合、戒名をつけず水子之霊とお墓に刻み納骨をするか、水子供養を行っているお寺で供養してもらう方法があります(一般的には水子供養が多いと思われます)。
それと赤ちゃんが死産した場合、市役所に死産届を提出する義務があります。死産届は死産した日を入れて1週間以内に、届出人の住所地に提出しなければなりません。
そして、死んでしまった胎児を火葬するために火葬申請をしなければなりません。許可がなければ、火葬すらすることもできません。
身内の人は死産した赤ちゃんのためにもちゃんと供養をし、今後へ前向きに取り組んでいかなければなりません。